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NCRB 自然会話リソースバンク

NCRB について

個人情報保護ポリシー

「利用規約」(必ずお読みください。読んだ上で同意いただけないと新規登録画面には進めません)

自然会話リソースバンク(Natural Conversation Resource Bank)利用規約

2022年06月15日版

 

本利用規約は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所(以下「研究所」といいます。)が運営する、自然会話データの登録、利用、同データを用いた教材作成・投稿・利用などのサービスを提供する「自然会話リソースバンク」(Natural Conversation Resource Bank)(以下、「自然会話リソースバンク」を「NCRB」といいます。NCRBにより研究所が提供するサービスを、以下「本サービス」といいます。)について、研究所と利用者との間に適用される利用条件を定めるものとします(以下、本利用規約を「本規約」といいます。)。

本規約は、研究所と利用者との間に関して生ずるすべての関係に適用されるものとし、利用者は本規約を熟読し、本規約の内容を十分に理解した上でこれを承諾して、本サービスを利用するものとします。本サービスの利用者は本規約の全ての条項に同意するものとし、同意しない場合は本サービスの利用ができないものとします。

第1条(定義)

 本規約において使用される以下の各用語は、それぞれ以下の意味を有するものとします。

   「自然会話データ」:自然な会話を記録したデータ

  「利用者」:本規約第3条に基づいて本サービスの利用者としての登録がなされた者

  「本サイト」:研究所が本サービスを提供するために設置したウェブサイト

      

第2条(適用)

1.本規約は、本サービスの提供条件及び本サービスの利用に関する研究所と利用者との間の権利義務関係を定めることを目的とし、利用者と研究所との間の本サービスの利用に関わる一切の関係に適用されます。

2.研究所が本サイト上で掲載する本サービス利用に関するルールは、本規約の一部を構成するものとします。

3.本規約の内容と、前項のルールその他の本規約外における本サービスの説明等とが異なる場合は、本規約の規定が優先して適用されるものとします。

第3条(利用登録・アカウント)

1.本サービスを利用する前に、利用者としての登録を希望する者は本サイト上で、利用者としての登録の申請(以下「登録申請」といいます。)を行わなければなりません。利用者は、登録申請において、研究所が指定する情報を提供するものとし、登録申請に際しては正確かつ完全な情報を提供する義務を負います。利用者は、利用者が研究所に提供した情報に変更があった場合、研究所の定める方法により、当該変更事項を遅滞なく研究所に通知するものとします。

2.研究所は前項による登録申請を審査し、審査の結果、研究所が相当と認めた場合に、利用者に対して本サービスを利用することのできる地位(以下「アカウント」といいます。)を認めるものとします。登録申請できるアカウントの種類は、(i)教育または研究のために自然会話データを登録する利用者、(ii)教育または研究のために自然会話データを利用する利用者、(iii)教育または研究のために登録された自然会話データを用いて教材を作成する利用者、(iv)教育または研究のためにNCRB上に登録された教材を利用する利用者、の4種類であり、利用者は、これらのうちの単一または複数の登録を申請することができます。

3.研究所は、利用者による登録申請を認めるか否かの自由を有し、登録申請を却下することがありますが、却下理由を利用者に対して説明する義務を負いません。

4. 利用者は、登録申請時にIDとパスワードを設定し、登録申請が認められた利用者には、研究所から、アカウント保持者として認証キーが付与されます。

5.利用者は、利用者IDとパスワード等を自己の責任において厳正に管理し、自己のID・パスワードを他人に無断使用されないようにする義務を負うものとします。自己のID・パスワード等の安全が脅かされた場合、利用者は速やかに研究所に対してその事実を報告するものとします。

6.利用者は、研究所の事前の書面による許可なしに、アカウント・ID・パスワード等(以下「アカウント等」といいます。)を第三者に利用させることはできません。

7.利用者は、自己のものでない第三者のアカウント等を使用することはできません。

8.利用者は、第三者に対し、アカウント等のほか、本サービスに関する一切の権利について、貸与したり、譲渡その他の方法で移転させることはできません。

9.研究所は、利用者のアカウント等の管理不十分、使用上の過誤、利用者が第三者にアカウント等を利用させたこと、及び利用者が第三者のアカウント等を使用したことにより利用者に生じる損失につき一切責任を負いません。

10.研究所は、利用者が本規約に違反していると判断した場合、その他本サービスの運営に支障が出ると判断した場合には、予告なく、利用者の登録を取消または停止し、利用者のアカウントを削除をし、利用者による本サービスの利用を停止させることができるものとします。

11.前項の場合、研究所は、利用者の登録・アカウントの取消・停止等についての理由について、利用者に対して説明する義務を負いません。

12.利用者は、研究所所定の手続の完了により、本サービスから退会し、自己の利用者としての登録を抹消することができます。退会後の利用者情報の取扱いについては、別途研究所が規定するプライバシーポリシーに従うものとします。

 

第4条(本サービスの利用に際しての遵守事項)

1.利用者は、本サービスの利用に際して、自然会話データの会話主体である本人(以下「会話者本人」という。)の権利・名誉を尊重し、それらを侵害するような行為を行ってはなりません。

2.利用者は、本サイト上に登録された自然会話データ及び教材における会話や映像に記録されている行動などについて、事実関係の正誤や思想、信条の適否等、発話や行動の内容に関する議論、批判、感想等を公開してはなりません。

3.利用者は、本サービスの利用にあたり、以下の各号のいずれかに該当する行為または該当すると研究所が判断する行為を行ってはなりません。

(1)本規約に反する行為

(2)法令に違反する行為

(3)公序良俗に反する行為

(4)本サービスの利用において、以下に該当し、または該当すると研究所が判断する情報ないしデータを研究所に送信または本サイトに登録すること

  ・暴力的・残虐な表現を含む情報

  ・わいせつな表現を含む情報

  ・差別を助長する表現を含む情報

  ・自殺・自傷行為を助長する表現を含む情報

  ・薬物の不適切な利用を助長する表現を含む情報

  ・反社会的な表現を含む情報

  ・コンピュータウイルスその他の有害なコンピューター・プログラムを含む情報

  ・チェーンメール等の第三者への情報の拡散を求める情報

  ・他人に不快感を与える表現を含む情報

  (5)本サービスのネットワークまたはシステム等に過度な負担をかける行為

  (6)研究所が提供するソフトウェアその他のシステムに対するリバースエンジニアリングその他の解析行為

  (7)本サービスの運営を妨害するおそれのある行為

  (8)本サイト上で提供されるソフトウェアへの不正アクセス

  (9)第三者に成りすます行為

  (10)研究所、本サービスの他の利用者またはその他の第三者に不利益、損害、不快感を与える行為

  (11)反社会的勢力等への利益供与

  (12)前各号の行為を直接または間接に惹起し、または容易にする行為

  (13)前各号の行為を試みること

  (14)その他、研究所が不適切と判断する行為

 

第5条(自然会話データの登録)

1.利用者が本サイトに自然会話データ(本サイトに登録する目的のために収集した自然会話データ及び他目的のために収集した自然会話データ双方を含む)を登録する際に、当該利用者は自然会話データの会話主体である本人(以下「会話者本人」という。)から、以下の点について、明確に書面(以下「同意書面」という)による同意を得た上、研究所に対して当該同意書面を提出しなければなりません。同意書面は、本サイト上で研究所が提供する書式によるものとし、同意書面に会話者本人が署名する前に、利用者は、本サービスの内容・趣旨・利用者の研究目的を、会話者本人に対して十分に説明しなければなりません。

① 会話者本人を撮影しデータとして保存すること

② 会話者本人が撮影された動画、音声データ(動画の場合に音声のみをデータ化したもの を含む。)、動画等の会話文の文字データ(以下「会話文データ」という。)の本サイトへの登録

③利用者または研究所が、撮影された動画、音声データ及び会話文データを、自由に分析・編集・複製・改変・加工することができること

④ 会話内容に含まれる会話者本人の発言・動作が、著作権法所定の著作物を構成したときは、会話者本人は、当該著作物に関する著作権(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含む)を、利用者及び研究所に無償で譲渡すること。

⑤会話者本人が撮影された動画、音声データ、及び会話文データについて、容貌・音声・年齢・性別・職業・住所その他の情報により会話者本人を個人として識別可能な状態で公開(NCRB上、及びNCRBを利用して作成された教材における公開を含むがそれに限られない)されること

2.研究所は、利用者による自然会話データの登録を許可するかどうか、登録の事前または事後に関わらず、審査することができ、審査の結果、登録を却下ないし取消しをすることができます。

3.研究所は、前項に基づき登録を許可または取消しするかどうかについて、自由に判断することができるものとし、却下または取消し理由について利用者に説明する義務を負いません。

4.利用者が自然会話データを本サイトに登録するに際して、当該利用者は、当該自然言語データに関する自らの著作権(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含む。以下本規約において同じ。)を研究所に対して無償で譲渡するものとします。

5.利用者は、第三者の著作権その他の知的財産権を侵害する情報が含まれる自然会話データを本サイト上に登録することはできません。

6.利用者は研究所に対し、本サイト上に登録する自然会話データに、第三者(会話者本人その他の第三者)の著作権その他の知的財産権を侵害する内容が含まれないことを、保証するものとします。

7.利用者は、自然会話データの登録方法について、本サイト上に定められた方法に従わなければなりません。

8.利用者は研究所に対し、書面により、本サービスに基づき利用者が登録した自然会話データのうち、研究所が当該書面を受領した時点で研究所が保有する自然会話データの消去を求めることができます。ただし、利用者は、既にNCRBから第三者によってダウンロードされた自然会話データについては、研究所において消去できないことを、あらかじめ同意します。

 

第6条(登録された自然会話データのダウンロードおよび利用)

1. 利用者は、本サービスにおいて本サイトに登録された自然会話データのうち、音声データ及び会話文データのみを、利用者の所有するパソコンその他の電子機器にダウンロードすることができます。

2. 利用者は、研究目的でのみ、自然会話データのダウンロード及び利用を行うことができ、自然会話データを営利・商業目的で利用することは一切できません。

3. 利用者が本条に基づきダウンロード及び利用できる自然会話データは、音声データ及び会話文データのみであり、動画をダウンロード及び利用することはできません。ただし、研究のため、動画データが必要な場合、管理者にご相談ください。

4. 利用者は、研究所の許可なく、本サイト上に登録された自然会話データを第三者に開示したり、譲渡、貸与、販売、配布、上映、公衆送信等を行ったりしてはなりません。利用者は、教育目的または研究目的でのみ、第三者にダウンロードした自然会話データを開示することができますが、その際には、当該自然会話データが本サイト上の本サービス上で提供されたものであることを必ず明示しなければなりません。

第7条(教材作成・投稿)

1.本規約第3条2項で、(iii)教育または研究のために登録された自然会話データを用いて教材を作成する利用者としてアカウントを付与された利用者(以下、「教材作成利用者」といいます。)は、本規約に基づき作成・投稿される教材(以下、「本教材」といいます)の作成及び投稿の方法について、本サイト上に定められた方法に従って本サイト上で行わなければなりません。

2.教材作成利用者が本教材作成の際に用いることができる自然会話データは、本規約を遵守して本サイト上に登録された自然会話データに限られます。

3.教材作成利用者は、本教材に関する一切の権利(特許権、商標権、企業秘密、著作権(著作権法第27条及び第28条の権利を含む)及びその他の財産権)を研究所に譲渡します。

4.教材作成利用者は、本教材及びそれに含まれる自然会話データに第三者の著作権により保護された内容や、その他の第三者が権利を有する内容が含まれないことを研究所に保証します。

5.研究所は、本教材を本サイト上において公開するかどうかを審査することができ、投稿・公開の事前または事後に関わらず、審査の結果、投稿・公開を却下ないし取消し、または一部削除ないし修正等することができます。研究所は、本教材を投稿・公開を許可するか否か、一部削除または修正するか否かについて、自由に判断することができます。研究所は、却下または取消し、一部削除・修正等の理由について、教材作成利用者に説明する義務は負いません。

8. 研究所は、教材作成利用者が本規約に違反していることを認知した場合、その他本サービスの運営に支障が出ると判断した場合には、予告なく、本条第1項に基づく教材作成利用者としての登録及び、本サービス利用者の登録を取消または停止し、当該利用者による本サービスの利用を停止させることができるものとします。

9. 教材作成利用者は研究所に対し、書面により、本サービスに基づき教材作成利用者が投稿した本教材のうち、研究所が当該書面を受領した時点で研究所が保有する本教材の消去を求めることができます。

 

第8条(本教材の利用)

1.利用者は、教育目的または研究目的でのみ、本教材を利用することができ、本教材を営利・商業目的で利用することは一切できません。

2.利用者は、本サイト上に指示された方法によってのみ本教材を利用することができます。

3.利用者は、研究所の許可なく、本教材を譲渡、貸与、販売、配布、上映、公衆送信等を行ってはなりません。

4. 利用者は、教育目的または研究目的でのみ、第三者に本教材を開示することができますが、その際には、本教材が本サイト上の本サービスを用いて作成されたものであることを必ず明示しなければなりません。

 

第9条(免責事項)

1.利用者は、本サービスの利用について利用者単独で責任を負うものとし、研究所は、本サービスを利用することにより利用者または第三者に生じる一切の不利益・損害について損害賠償責任を負わないものとします。

2.研究所は、本サイト上の自然会話データ、教材その他の情報の完全性・正確性・有効性・適法性、本サイトからリンクされる第三者のウェブサイトの内容・安全性、及び、本サイト上に登録・投稿された自然会話データまたは本教材が第三者の著作権その他の知的財産権、またはその他の第三者の権利を侵害しないこと、について保証しないものとします。

 

第10条(損害賠償)

利用者が、本サービスの利用にあたり、本規約に違反したり、法令違反等を行ったことにより研究所または第三者に損害が生じた場合、利用者はその一切の損害(弁護士費用、研究所が第三者に対して支払った損害賠償金、解決金の支払その他の措置にかかる損害)を研究所に賠償する責任を負うものとします。

 

第11条(通知・連絡手段)

1.本サービスに関する問い合わせその他利用者から研究所に対する連絡または通知、及び本規約変更に関する通知その他当社から利用者に対する連絡または通知は、研究所の定める方法で行うものとします。

2.研究所が、研究所の定める方法により研究所から利用者に対して連絡を行った場合には、利用者は当該連絡または通知を受け取ったものとします。

 

第12条(利用環境)

利用者は、本サービスや本サイトを利用するために必要な通信機器、ソフトウェアその他これに付随して必要な全ての機器等を、自己の費用と責任において準備します。

 

第13条(本サービスの知的財産権)

本サービス及び本サイトに含まれるノウハウ、著作権その他の知的財産権及びそれらに関連する全ての権利は研究者又はそれらの所有者に帰属するものとし、利用者は、あらかじめ研究所から書面による承諾を得た場合を除いて、本サービスまたは本サイトの模倣、本サービスまたは本サイトに含まれるノウハウの使用、画像等の著作物、ロゴ、文章等の著作物を複製、本案、公衆送信その他の権利の侵害、その他前記各権利を侵害する行為をすることはできません。

 

第14条(サービスの停止等)

研究所は、以下のいずれかに該当する場合には、利用者に事前に通知することなく、本サービスの全部または一部の提供を停止または中断することができるものとします。

(1)本サービスにかかるコンピューター・システムの点検または保守作業を緊急に行う場合

(2)コンピューター、通信回線等の障害、誤操作、過度なアクセスの集中、不正アクセス、ハッキング等により本サービスの運営ができなくなった場合

(3)地震、落雷、火災、風水害、停電、天災地変などの不可抗力により本サービスの運営ができなくなった場合

(4)その他、研究所が停止または中断を必要と判断した場合

 

第15条(個人情報の取扱い)

研究所は、利用者の個人情報及びそれに属する情報を、別途研究所が定めるプライバシーポ

リシーに基づき、適切に取り扱います。

 

第16条(本規約の変更)

1. 研究所は、研究所の判断により、事前の予告または利用者の事前同意を得ることなく、本規約を変更・追加・削除等(以下「変更」といいます。)できるものとし、利用者は、登録後に本規約が変更されることがあること、及び、変更された後の本規約に従うことに、あらかじめ同意するものとします。ただし、同変更は、利用者の一般の利益に適合するときのほか、NCRBの利用ないし運営目的に反せず、かつ、変更の必要性等の事情に鑑みて合理的な場合に、行うものとします。

2.研究所は、本規約を変更する場合、本規約を変更する旨、及び変更した後の利用規約の効力発生時期を、本サイト上に表示します。

3.本第16条第1項による本規約の変更の効力は、研究所が本サイト上に表示した効力発生時期から、発生します。

 

第17条(本サービスの内容の変更、終了)

1.研究所は、研究所の都合により、本サービスの内容を変更し、または提供を終了することができます。

2.研究所が本サービスの提供を終了する場合、研究所は利用者に事前に通知するものとします。

第18条(分離可能性)

本規約のいずれかの条項またはその一部が、法令により無効または執行不能と判断された場合であっても、本規約の残りの規定及び一部が無効または執行不能と判断された規定の残りの部分は、継続して完全に効力を有するものとします。

 

第19条(専属合意管轄裁判所・準拠法)

1.本サービスに関する一切の訴訟については、東京地方裁判所を第一審の専属合意管轄裁判所とします。

2.本規約及び本サービスに関する法律関係を規律する準拠法は、日本国の法律とします。

 

以  上

「利用規約に同意します」